学校の活動日誌
音楽鑑賞会
今年度もマリンバ奏者の宮井有紀子先生(宮井音楽研究所)をお迎えし、6月1日(木)、8日(木)に音楽鑑賞会を行いました。今年度は宮井先生とともにピアノ伴奏者として中瀬潤美先生も来て下さいました。
鑑賞会では、「パプリカ」や「ミッキーマウスマーチ」等、子どもたちにとって馴染みのある歌や、「ユーモレスク」「踊る子猫」等の音楽で学習している鑑賞曲のほか、マリンバのオリジナル曲である「カルゴ」も演奏してくださいました。
今年度は例年より大型のマリンバを持ってきていただいたことで、低音から高音までの音域が広がり、また、楽器から伝わる音や振動もより大きく、一段と迫力のある演奏を楽しむことができました。
演奏中、子どもたちは、じっと音楽に聴き入る中で様々な種類の楽器の音がすることに気がついたり、身体全体で音楽を感じ、大きく両手を広げたりする等、それぞれに音楽を楽しむ様子が見られました。
体験では、宮井先生が持ってきてくださったマリンバやグロッケン、チャイナシンバル、フロアタムなど、様々な楽器に実際に触れ、音を鳴らしてみました。子どもたちは楽器を1つずつ鳴らしながら、その楽器の持つ音色を楽しんだり、講師先生や友だちと楽器を鳴らす中で、一緒に演奏する楽しさを感じたりすることができました。
セッションでは、宮井先生、中瀬先生、子どもたちで、「ビリーブ」と「手のひらを太陽に」を演奏しました。講師先生のまわりに子どもたちが並び、それぞれが選んだ楽器をみんなで鳴らしました。音楽の楽しさを改めてみんなで体験・共有できる貴重な機会となりました。
小学部の5月の様子~生活単元学習~
小学部の5月の生活単元学習の授業の様子をお伝えします。
A組はこいのぼりに風を通し、膨らんだこいのぼりのきらきら光るうろこに手を伸ばしたり、布に耳をあてて、こいのぼりの中を通り抜ける風の音をじっくり聴いたりしました。また、2人はVOCAを使ってお話ししたり会の進行をすることが得意です。授業の中でも教員と一緒に音声を録音し、友だちとあいさつを交わしたり、おしゃべりをしたりしています。
B組は電子レンジを使って空豆の塩ゆでの調理をしました。空豆のサヤを勢いよく半分にボキッと折ってサヤの中の様子を確認したり、内側がふわふわしていることに気づいたりしました。ゆで上がった空豆はとっても良い香りで、塩をふって2人でおいしく食べました。
C組はスターバックス沖浜店まで行きました。道中、菜の花の匂いや、田植えの機械の音など、春を感じながら移動しました。お店に入って何にしようか教員と相談し、一緒に大きな声を出して注文しました。商品を受け取ると、「ありがとうございましたー!」と元気よく店員さんにお礼を言い、テラス席に移動して、プチケーキと飲み物をいただきました。2人ともにこにこ笑顔で、とても楽しそうでした。
こいのぼり作り☆
ちぎった画用紙やお花紙を使って、こいのぼりを作りました。
スチレンボードやプチプチシートに貼られた両面テープの“ペタペタ”した部分がなくなるまで、画用紙やお花紙を貼りました。
左手でペタペタの感触を確かめながら、右手で画用紙を貼りました。
両面テープの剥離紙を剥がすときは、左手が台紙を支える手になり、長く貼られた両面テープの剥離紙も自分で剥がせました。
こいのぼりの目になる丸いシールを貼るときは、両手の人差し指や中指まで意識して貼りました。
新聞紙を丸めて、支柱の棒も作りました。
今年も、制作遊びを通して、いろいろな手の動きをしたり様々な感触に触れたりしたいと思います。
バケツに田植えをしました
中学部で田植えをしました。
バケツに土と水を入れておき、稲の苗を3本くらいずつ手に取って植えました。
サラサラした苗やひんやりした水、ズボッと入っていく土の感触を確かめながらそれぞれが自分のバケツに苗を植えました。
この草がお米になると聞くと生徒達は不思議そうな表情でした。
秋に収穫できることを楽しみにしています。
はじめましての会
4月11日(火)に
小学部の「はじめましての会」を開きました。
はじめに、4月から小学部で一緒に勉強することになった先生からのあいさつがありました。
次に、子ども達が自己紹介をしました。
好きなこと、得意なこと、がんばっていることなどを発表しました。
最後に、全員集まって記念撮影をしました。
これまでは、コロナ禍のため、一緒に活動することが難しい状況でしたが
これからはみんなで集まって楽しい活動がたくさんできたらいいなと思っています。
木の玩具「わくわくボックス」で楽しく学習
今年度,新しく購入した教材「わくわくボックス」は,天板や背板を換えると,様々な遊び方ができるボックスです。本校では,「玉入れ」ボードとして活用しました。
板は5種類あり,穴の位置で「右・左」「手前・奥」など方向の学習ができます。ビー玉を穴にギュッと落とし込むと,箱の中で「カタコト・・・」と階段を転がり,最後に「チリン!」と鐘の音が鳴って,ビー玉が転がり出てきます。
この音が聴きたくて,子どもたちは,何度も何度も落とし込んで楽しみました。
また,水琴鈴の音がする「シャラころん」や,木製のタイヤの中でビー玉がカチャカチャと動く「タイヤん」なども,振って鳴らしてみたり,転がる音のする方へ耳を傾けてみたりと興味津々でした。
木の温かみと心地よい音を感じながら,子どもたちの学びも一層深まりました。
卒業式
3月3日(金)、第75回卒業証書授与式が執り行われました。
卒業生が入場し、厳かな雰囲気の中で式が進みました。
卒業証書授与の後、在校生からのあたたかい送辞に耳を傾けました。
卒業生は、答辞として「ありがとう」の歌を披露し、お礼のあいさつとしました。
最後にあたたかい拍手を受けながら花道を通って退場しました。
卒業式の後、同じ学部のみんなや家族から、改めて「卒業おめでとう」とお祝いしてもらいました。
6年生を送る会
3月1日,小学部のみんなで,卒業する6年生を送る会を行いました。
6年生とは、一緒に学習をしたり,触れ合ったりと楽しかった思い出がたくさんあります。
それぞれの学級で,感謝の気持ちを込めたプレゼントを作って,メッセージを伝えながら順番に渡しました。
たくさんのプレゼントに6年生も嬉しそうでした。
6年生からは,卒業記念制作で作った星型の紙粘土の飾りをつけたマグネットを,友だちや先生に渡しました。
今度は在校生が,思いがけないプレゼントに笑顔になりました。
最後はみんなで「おわかれの歌」を歌い,6年生との時間を過ごしました。
卒業まであと少し。
6年生と過ごす1日1日をみんなで大切に過ごしましょう。
アロマ体験をしました
アロマアドバイザーの四宮先生を講師にお招きし,アロマ精油を使ったバスボム作りをしました。
始めに,重曹とクエン酸を混ぜました。両手でしっかり混ぜる,指先で粉の感触を確かめる,粉の中の小さな塊を探して指先でつぶす等々,子どもたちそれぞれのやり方で混ぜました。次に,霧吹きで水を少しずつ入れながら混ぜた後,四宮先生にアロマ精油を加えてもらいました。ボウルの中に1滴2滴と精油が入ると,ラベンダーやオレンジの香りがふわりと漂い,思わず笑顔になりました。最後に,いろんな形の型に詰めて,ポン!と取り出すと,バスボムができあがりました。
その後,自分で作ったバスボムを湯に入れて手浴や足浴をしました。いい香りに包まれながら,バスボムが溶けていく「シュワシュワ・・・」という音に耳をすませたり,肘まで腕をつけたりして楽しみました。
また,アロマ精油を垂らしたホットタオルを使って手浴をしたりして,心地良い時間を過ごしました。
片付けて教室に戻った後も手足がすべすべで温かかったです。
子どもたちも教員も,すてきな香りにホッとするひとときとなりました。
四宮先生,ありがとうございました。
ジャンベ体験がありました。
2月2日(木),9日(木)に「ジャンベ体験(音楽鑑賞および体験会)」を行いました。今年度も講師として阿部浩子先生に来ていただき,中学部2年生3名の生徒が演奏を聴かせていただいたり,ジャンベについて教えていただいたりしました。
昨年に続き2度目の体験となった生徒たちは,楽器を見るとすぐ笑顔になったり,楽器に手を伸ばしたりしました。先生が大きな音で楽器を鳴らすとぱっと笑顔になり、リズミカルなジャンベの音色に耳を傾けたり体を揺らしたりしながら先生の演奏を楽しんでいました。演奏体験では先生の音に合わせ,手やバチを使って思い思いにリズムを奏でました。また、ドラムを学習中の生徒が先生とセッションしたり、全員で「マライカ」「ハクナマタタ」の合奏をしたりと楽しい時間を過ごすことができました。