学校の活動日誌

3学期始業式

3学期の始業式が行われました。

冬休みが明け、笑顔で集まる皆さんの姿がありました。

校長先生のお話では、2024年にパリオリンピック・パラリンピックが開催されたこと、

2025年は最先端の技術やアイディアが集まる場となる、大阪万博が開催されることについて紹介がありました。

また、今年は巳年。ヘビは脱皮を繰り返し成長をしていく生き物です。みなさんも夢や目標に向かって努力をして、自分を成長させていってくださいと話されました。

幼児児童生徒の皆さん、まだまだ寒い日が続きますが元気に登校して遊びや学びを深め、次年度に繋げられる3学期にしましょう。

白杖贈呈式と視覚障がい児のためのノルディックウォーク体験教室

 12月17日(火)に、白杖贈呈式と視覚障がい児のためのノルディックウォーク体験教室が行われました。

 これは、ウォーキングポールやスキーポールを製作する会社である「株式会社キザキ」が、金沢大学と共同で視覚障がい児用の白杖を開発し、その白杖を全国の視覚支援学校に寄贈する取り組みです。その一環として、本校にも白杖が寄贈されました。

 最初に、校長室で贈呈式がありました。白杖を開発した経緯や、キザキケーンの特徴についての説明の後、白杖をいただきました。お礼に、本校の児童から、メッセージボードを渡しました。

 その後、体育館でノルディックウォーク体験教室を行いました。はじめに、それぞれの身長に合わせてウォーキングポールの長さを調節しました。そのあと、2本のポールを持って歩きました。ポールをつくのではなく、置くようにすることやあごを少し上げて歩くことなどを教えていただきました。最初は、緊張してぎこちない歩き方になっていましたが、慣れてくると背筋を伸ばして姿勢よく歩けるようになりました。歩幅も広くなり、スピードも速くなりました。

 教えていただいたことを、白杖歩行の練習や体を動かす活動に生かしていこうと思います。

 

2学期終業式

表彰伝達式と2学期の終業式を行いました。

表彰伝達式では、様々な検定や美術制作に意欲的に取り組んだ成果を称えて、賞状や記念品が授与されました。

終業式では、校長先生から、2学期の行事の振り返りと、冬休みに家族とたくさん話をしてくださいというお話がありました。

幼児児童生徒の皆さん、冬休みも元気に過ごしてください。3学期の始業式に会えるのを楽しみにしています。

絵本「あっちゃんあがつく」のさわる教材

  「ふくろうの森」さわる絵本の会「ふわふわ」さんより教材の寄贈をしていただきました。毎年、教員の希望を聞いていただき、ボランティアで教材を作ってくださっています。

   今回は、生徒が大好きな絵本「あっちゃんあがつく」のさわる教材を作っていただきました。いろいろな素材の布やフェルトを使って感触も工夫された本物そっくりで美味しそうな食べ物がずらり。コントラストをよくして見やすいように黒のボードに貼り、生徒が手を伸ばして掴むことができるようになっています。生徒たちは、大好きな絵本から飛び出したボードに貼られた美味しそうなおにぎりやエビフライ、お寿司にピザ・・・・ににっこり。いろいろな食べ物に視線を移してよく見て、手を伸ばしたり、動かしたりしていました。

  ふくろうの森のみなさん、今回も素敵な教材をどうもありがとうございました。

牛との触れ合い!「わくわくモーモースクール」

11月18日、学校の運動場に1頭の乳牛と2頭の子牛がやってきました!

徳島県酪農業協同組合、徳島県畜産振興課、四国生乳販売農業組合連合会、徳島県家畜保健所等、多くの方々のご協力のもと、3つの体験をさせていただきました。

・子牛とのふれあい体験

 生後2か月の子牛にじっくりゆっくり触れました。体は温かくて毛並みはなめらか。おでこや鼻、口元にも触れてみました。舌で手をペロリとなめてもらった子どもたちもいました。          

子牛の胸に聴診器を当て、心音を聞かせてもらいました。

・乳牛の乳しぼり体験

 乳牛「フレーバーちゃん」の体を触らせてもらうところからスタート。大きなおなかのふくらみやあばら骨、そしてうんと手を伸ばして、ほっぺや鼻にも触れました。酪農家さんからコツを教えていただいた後、やさしくおちちを握ってみると、あたたかい乳が出てきました。子どもたちは驚いたり喜んだり!怖がることなく、優しく触れていました。

 模擬牛を使った乳しぼり体験もすることができました。

・バター作り体験

 牛乳と生クリームを入れた容器を振って作ること、そして、音が変わったら振り方を変えて仕上げることを教えていただきました。教室で教員と一緒に挑戦!上下に振り続けるとパシャパシャと液体の音がしていた容器からだんだんと音が聞こえなくなり・・・。また振ると音が復活。今度はくるくる回すように振ると、容器の中のバターが丸く固まってできあがりました。残った水分も低脂肪乳として味わう子どもたちもいました。

 牛と直接触れ合う体験を通して、命のぬくもりや優しさを感じるとともに、私たちは乳牛が出す栄養豊富な牛乳をいただいていることに改めて気づくことができました。教員も、酪農家の方々の話を聞き、学びを深めることができました。ご協力いただいた皆様、貴重な機会をありがとうございました。