学校の活動日誌
グローブ☆
メジャーリーガーの大谷翔平選手からグローブが届きました‼︎
自分の手より大きなグローブに戸惑っていましたが、左手をグローブに入れて大きさや重さを確かめているうちに、だんだん慣れてきました。
鈴入りの堅いボールを右手で持って、左手のグローブに向かって投げてみました。
最初は、手からボールを放してグローブの中にポトンと落としました。
そのうち、少しずつ勢いをつけてグローブの中にボールを投げられるようになりました。グローブの中にボールが入ることが楽しかったようで、繰り返しボールを投げました。
大谷翔平選手、グローブをありがとうございました♫
様々な教員研修を実施しました。
昨年1学期、2学期に実施した教員の専門性の向上を目指した研修についてまとめました。
①給食等の指導についてのコンサルテーション
本校と徳島聴覚支援学校で合同で実施しています。本校耳鼻科校医の宇高二良先生、聴覚支援学校耳鼻科校医の島田亜紀先生、社会人講師(言語聴覚士)の青木俊仁先生に、対象児の給食の様子を参観いただいた後、各担当者に指導助言を頂いています。初回の事例検討会では、これまでの数年間を振り返った児童の成長を担任から発表し、評価を頂きました。
②FBM(ファシリテーション・ボール・メソッド)研修
8月には、FBM研究会代表の大島昇先生、副代表の河野健三先生をお迎えし、FBM研修を実施しました。大島先生による本校生徒へのデモンストレーションを始め、両先生による実演を交えた基礎研修を行いました。その後、教員でペアを組んで実技を行い、体や心の動きを感じとることの大切さ、待つことの大切さを感じながら学びを深めました。
③OTによるコンサルテーション
社会人講師(作業療法士)の江本純造先生に、自立活動での課題学習の様子を参観いただきました。子どもたちの成長を見極めながら教材のステップアップを図るポイントについて助言を頂いたり、歩行時の支援方法や机上学習時のイスと机の高さ等についてもアドバイスをいただきました。
④PTによるコンサルテーション
社会人講師(理学療法士)の田村英司先生に、児童の日常の様子や身体の使い方、教員の身体へのアプローチの仕方を参観いただき、骨格や関節の画像を見ながら、アプローチの場所や力の加減などについて、安全に行える方法を教えていただきました。
3学期にも、いくつかのコンサルテーションを継続します。教員の学びを、子どもたちへの指導に活かすことができるよう取り組んでいきます。
2学期終業式
窓の外では雪がちらちらと降る中、一同に集まって2学期の終業式を行いました。
校長先生からは、2学期に各学部や学校全体で取り組んだ行事の振り返りと、冬休み中は家族といつも以上に話をしたり、国家試験に向けての勉強に励んだりして過ごしてくださいとの話がありました。
幼児児童生徒の皆さん、冬休み中も体調に留意して元気に過ごしてください。
徳島県立博物館 出前授業
徳島県立博物館の方にお越しいただき、出前授業を行っていただきました。
内容は、鳥類についてです。
鳥類の仮剥製や頭蓋骨を触りながら、それぞれの鳥類の生息地や食物についての説明を聞きました。
食物によってくちばしの形が違うことに興味を持ち、感じた疑問を積極的に質問していました。
なかなか触れることのできない鳥類に触らせていただき、専門家の深い知識にふれる、たいへん貴重な時間となりました。
文化祭♫
表現の部で、朝の会でしていることの発表をしました。
キーボードで演奏したり、会場にいるみなさんと一緒に手遊びをしたりしました。
緊張したけど、マイクを持ってはっきりとセリフを言ったり、笑顔で手遊びをしたりできました☆
展示・バザーの部では、作品を触って素材や音を確かめたり、お兄さん・お姉さんが作った商品を買ったりするのを楽しみました。
最初から最後まで、ドキドキとワクワクがたくさんの文化祭でした♫
合同清掃活動
11月24日(金)の5時間目に強風の中、徳島聴覚支援学校の生徒さんと合同清掃活動を行いました。2班に分かれて、別ルートで学校周辺のゴミを拾いました。ビニールやたばこの吸い殻、ティッシュペーパーなど様々なゴミがありました。町がきれいになり、すがすがしい気分になりました。
文化祭、がんばりました
11月11日(土)に開催しました。
表現の部では、普通科A組が修学旅行で体験した大衆演劇を元に「劇団奥太郎」を立ち上げ、華麗なダンスや楽器演奏2曲を披露しました。
バザーの部では、スイーツセットや授業で制作した点字用紙をリサイクルした作品(封筒、紙パック)、ビーズキーホルダーなどを販売しました。
展示の部では、美術や生活単元学習、家庭の授業などで制作した作品を展示しました。
たくさんの保護者の方たちが鑑賞して下さったり、買いに来て下さったりして、生徒たちはみんな生き生きと活躍していました。とても忙しかったですが充実していました。
さつまいも☆
春にさつまいもの苗を植え付けしました。
マルチの中の土を手で掘って、さつまいもの蔓を土の中に植えました。
秋にさつまいも掘りをしました。生長した蔓を「うんとこしょ。どっこいしょ」と引っ張りました。
手で土を掘っていると、手がさつまいもに触れました。
そのまま引っ張っても抜けなかったので、さつまいもを掴んで、奥と手前にグラグラと揺らしました。
グラグラしたあとのさつまいもは、手で引っ張ると抜くことができました。
大きなさつまいも、細長いさつまいも…たくさんのさつまいもが掘れました。
おうちに持って帰っておいしく食べたり、さつまいもスタンプをしたりしたいなと思います♫
オープンスクールを実施しました
11月15日、徳島視覚支援学校・徳島聴覚支援学校合同でオープンスクールを実施しました。
今年度は、事前申込みや人数制限を設けないオープンスクールとなりました。
保護者の方や放課後等デイサービスの方にご来校いただき、遊びや学習活動等に取り組む幼児児童生徒の普段の様子をご覧いただくことができました。
多数の方のご来校、ありがとうございました。
文化祭に向けて
小学部では、表現の部で「どうぞのいす」の劇をします。牛乳パックを使ってみんなでお話のシンボルとなるいすを作りました。
バザーでは授業で取り組んでいる課題学習を応用して雑貨を作製し、販売します。クラスごとに紙粘土やセメントを使って楽しく作っている真っ最中です。
図工の時間に作って作品は、作品展で披露します。
11月11日当日、ご家族皆様の来校を楽しみにしています。
体育祭
9月30日に体育祭を開催しました。
小学部の室内走と小学部種目の様子を紹介します。
室内走
子どもたちは、それぞれの方法で、先生と一緒にゴールをめざしました。
フープやリングを握り続けて進んだり、先生と息を合わせて走ったり。
途中で4つのジャンピングボードを踏んで渡ったり、蛇行するスクータボードの上でバランスをとり続けたり。ゴールした子どもたちは、みんないい表情でした。
小学部種目「ねらって ねらって」
赤チームと白チームに分かれてボウリングをしました。
ボールを押す、蹴る、スロープを使う等、児童が得意な
転がし方でピンを倒しました。
子どもたちは、幼稚部の友だちや他学部の先輩、先生からの声援や保護者の方からの拍手も嬉しかったようです。気持ちも盛り上がり、練習してきたことを本番で発揮することができました。
みんなで楽しむことができた体育祭でした。
「さわる絵本の会 ふわふわ」さんとのコラボ教材ができました
「さわる絵本」を寄贈して下さっている、認定特定非営利活動法人「ふくろうの森」の「さわる絵本の会ふわふわ」の皆さんの協力をいただいて、手作り教材ができあがりました。
ふわふわさんと教員で打ち合わせをしているところ「おべんとうバス」の手作り教材を持って記念撮影するふわふわさんメンバー手作り教材「はらぺこあおむし」
ふわふわさんと何度も打ち合わせを重ねたことで、「こんな教材あったらいいな。子どもたちにこんな体験させたいな」という教員の思いを形にしていただくことができました。
・「数かぞえボード」
教員が用意したビーズ入りのフィルムケースを、白いフェルトで縫って包んでいただく工程をご協力いただきました。「1.2」と数えながら外していく学習に用います。
黒ボードにマジックテープで貼り付けた白の布で覆ったフォルムケースをはぎ取る様子「1!」
3つ並んだフォルムケースのひとつをとっている様子
・「しずくちゃん」
子どもたちの手のひらで握り込める形と大きさです。ほどよい重さがあるので、握った手を緩めて、しずくちゃんをタンバリンの上に落とすと、パラランとすてきな音が鳴ります。
フェルトの中にビー玉などが入った,カラフルなしずくちゃんたち教員と一緒に、手を放してしずくちゃんをタンバリンの上に落とす活動中の様子
・絵本『おべんとうバス』の手作りおもちゃ
絵本に登場するバスやたべものたちをフェルトで作って下さいました。マジックテープで、バスを台紙から取り外すことができたり、バスのライトを押すと鳴き笛のクラクションが鳴ったり。また、ファスナーをつけてポーチ状になったバスの中に、たべものを収納することもできます。「子どもたちはどんな風に楽しむかな?」と想像しながら、まずは教員同士で作品を楽しんでみました。
小学部の教員で、「お弁当バス」の教材を触っている様子小学部の教員で「おべんとうバス」の教材を触っている様子
・はらぺこあおむし
手のひらで握り込める大きさのはらぺこあおむしたち。中には、堅いビニル袋が入っており、シャカシャカとした音と感触を楽しむことができます。
教員同士で、はらぺこあおむしを触っている様子
総勢7名のメンバーの皆さんで作って下さっているそうです。たくさんの手作り教材をありがとうございました。
子どもたちの学びに活かしていきたいと思います。
絵本の贈呈式☆
弘済会徳島支部さんより、絵本をいただきました☆
触ると、カサカサと音がする素材で可愛くラッピングしていただいた絵本を、校長先生から贈呈してもらいました。
絵本を受け取った幼児は、絵本の重さや大きさに、思わず驚いた表情になっていました。
その場でラッピングを開けると、たくさんの絵本がありました。
絵本の題名を知らせると、お気に入りの絵本のシリーズが入っていることが分かり、笑顔になっていました♫
頬にあたる爽やかな風に、秋が感じられるようになってきました。
『読書の秋』に、いつも以上に絵本の読み聞かせをしたいと思います。
弘済会徳島支部さん、たくさんの絵本をありがとうございました!
2学期始業式
9月1日、2学期の始業式を行いました。
長い夏休みを終え、幼児児童生徒の皆さんの元気な声が学校に戻ってきました。
2学期は、体育祭や文化祭、修学旅行等の学校行事も多く予定されています。
学期を通して季節の移り変わりによる寒暖差も顕著になりますが、体調にも留意しながら、日々の学習や遊び、行事等の活動を、実りある充実したものにしていきましょう。
小学部 水に親しむ活動
今年も水に親しむ活動をしました。
A組は教室で足浴や手浴をしました。フットバスから出る気泡と振動を楽しんだり、あったかいお湯に手をつけたりしました。
B組、C組は大きなプールで活動しました。ビート板を使って、足を伸ばして浮く練習をしたり、首浮き輪を使って力を抜きながらラッコ浮きの練習をしたりしました。
また、教員の支えで仰向けになってプカプカと浮いたり、浮き輪やプールスティックを使って浮いたりして、それぞれの方法で水に親しみました。
1学期終業式
7月20日、1学期の終業式を行いました。
幼稚部から高等部職業学科の幼児児童生徒が集まり、校長先生の話を聞いたり校歌を歌ったりしました。
校長先生からは、1学期に各学部で取り組んだことの振り返りと、2学期の行事についての話がありました。
幼児児童生徒の皆さん、夏休み中も、暑さ対策や感染症対策に留意しながら、楽しく元気に過ごしてください。
鉄棒☆
1学期は、運動遊びで鉄棒に挑戦しました。
「なまけもののポーズ」や「布団干しのポーズ」。
いろんなぶら下がり方があります。
踏ん張ったり力を抜いたり。
いろんな体勢がとれるようになりました。
2学期も鉄棒はもちろん、いろんな運動に挑戦したいです☆
プール遊び☆
プールで、棒状のフロートやビート板を使って遊びました♪
棒状のフロートにまたがって遊ぶ遊び方は、居住地校交流で遊んだときに教えてもらいました☆
ビート板は、バタ足をして進みました。勢いよくバタ足をしたので水がはね、途中で顔に水がかかるほどでした。
プールの水は、どうやって入れているのだろうと気になりました。
先生がホースで入れているのかと思ったけれど、水がたくさん出てくる場所がありました。
出てきたばかりの水は冷たかったです。
天気も良く、水が気持ち良いプール遊びでした。
クッキング♫
収穫したさやいんげんを使って、クッキングをしました。
洗ったさやいんげんを、手でパキパキと折りました。
長かったさやいんげんが短くなっていることも確かめながら、長いと思うさやいんげんを手にとって折りました。
ラップを被せて電子レンジへ。
操作するときの「ピッ」の音も楽しく、笑顔で操作していました。
温めている途中、電子レンジからさやいんげんの香りが漂ってきました。
1回目は、塩だけで。2回目はおかか和えにして食べました。
塩だけの方が好きな味だったそうです。
収穫したさやいんげんを、おうちにもたくさん持って帰りました。
塩やおかか和え以外の味で食べるのも楽しみです☆
音楽鑑賞会
今年度もマリンバ奏者の宮井有紀子先生(宮井音楽研究所)をお迎えし、6月1日(木)、8日(木)に音楽鑑賞会を行いました。今年度は宮井先生とともにピアノ伴奏者として中瀬潤美先生も来て下さいました。
鑑賞会では、「パプリカ」や「ミッキーマウスマーチ」等、子どもたちにとって馴染みのある歌や、「ユーモレスク」「踊る子猫」等の音楽で学習している鑑賞曲のほか、マリンバのオリジナル曲である「カルゴ」も演奏してくださいました。
今年度は例年より大型のマリンバを持ってきていただいたことで、低音から高音までの音域が広がり、また、楽器から伝わる音や振動もより大きく、一段と迫力のある演奏を楽しむことができました。
演奏中、子どもたちは、じっと音楽に聴き入る中で様々な種類の楽器の音がすることに気がついたり、身体全体で音楽を感じ、大きく両手を広げたりする等、それぞれに音楽を楽しむ様子が見られました。
体験では、宮井先生が持ってきてくださったマリンバやグロッケン、チャイナシンバル、フロアタムなど、様々な楽器に実際に触れ、音を鳴らしてみました。子どもたちは楽器を1つずつ鳴らしながら、その楽器の持つ音色を楽しんだり、講師先生や友だちと楽器を鳴らす中で、一緒に演奏する楽しさを感じたりすることができました。
セッションでは、宮井先生、中瀬先生、子どもたちで、「ビリーブ」と「手のひらを太陽に」を演奏しました。講師先生のまわりに子どもたちが並び、それぞれが選んだ楽器をみんなで鳴らしました。音楽の楽しさを改めてみんなで体験・共有できる貴重な機会となりました。