学校の活動日誌

絵本「あっちゃんあがつく」のさわる教材

  「ふくろうの森」さわる絵本の会「ふわふわ」さんより教材の寄贈をしていただきました。毎年、教員の希望を聞いていただき、ボランティアで教材を作ってくださっています。

   今回は、生徒が大好きな絵本「あっちゃんあがつく」のさわる教材を作っていただきました。いろいろな素材の布やフェルトを使って感触も工夫された本物そっくりで美味しそうな食べ物がずらり。コントラストをよくして見やすいように黒のボードに貼り、生徒が手を伸ばして掴むことができるようになっています。生徒たちは、大好きな絵本から飛び出したボードに貼られた美味しそうなおにぎりやエビフライ、お寿司にピザ・・・・ににっこり。いろいろな食べ物に視線を移してよく見て、手を伸ばしたり、動かしたりしていました。

  ふくろうの森のみなさん、今回も素敵な教材をどうもありがとうございました。

牛との触れ合い!「わくわくモーモースクール」

11月18日、学校の運動場に1頭の乳牛と2頭の子牛がやってきました!

徳島県酪農業協同組合、徳島県畜産振興課、四国生乳販売農業組合連合会、徳島県家畜保健所等、多くの方々のご協力のもと、3つの体験をさせていただきました。

・子牛とのふれあい体験

 生後2か月の子牛にじっくりゆっくり触れました。体は温かくて毛並みはなめらか。おでこや鼻、口元にも触れてみました。舌で手をペロリとなめてもらった子どもたちもいました。          

子牛の胸に聴診器を当て、心音を聞かせてもらいました。

・乳牛の乳しぼり体験

 乳牛「フレーバーちゃん」の体を触らせてもらうところからスタート。大きなおなかのふくらみやあばら骨、そしてうんと手を伸ばして、ほっぺや鼻にも触れました。酪農家さんからコツを教えていただいた後、やさしくおちちを握ってみると、あたたかい乳が出てきました。子どもたちは驚いたり喜んだり!怖がることなく、優しく触れていました。

 模擬牛を使った乳しぼり体験もすることができました。

・バター作り体験

 牛乳と生クリームを入れた容器を振って作ること、そして、音が変わったら振り方を変えて仕上げることを教えていただきました。教室で教員と一緒に挑戦!上下に振り続けるとパシャパシャと液体の音がしていた容器からだんだんと音が聞こえなくなり・・・。また振ると音が復活。今度はくるくる回すように振ると、容器の中のバターが丸く固まってできあがりました。残った水分も低脂肪乳として味わう子どもたちもいました。

 牛と直接触れ合う体験を通して、命のぬくもりや優しさを感じるとともに、私たちは乳牛が出す栄養豊富な牛乳をいただいていることに改めて気づくことができました。教員も、酪農家の方々の話を聞き、学びを深めることができました。ご協力いただいた皆様、貴重な機会をありがとうございました。

 

おいわいしよう

 徳島視覚支援学校は、今年で130回目のお誕生日を迎えました。

 小学部7人は文化祭のステージで、お祝いの会を開くことにしました。

 文化祭前からみんなで協力して、大きくおしゃれな3段ケーキや『おめでとう』のお祝いボードを作ったり、ステージで披露する阿波踊りを練習したりしました。

 文化祭当日は、大きなケーキを作る様子を紹介しつつ、心のこもったお祝い会を披露することができました。

 6年生にとっては小学部最後の文化祭。「楽しかったね」

 

 

Jパワー&よんでんWaンダーランド施設見学

 「令和6年度徳島県環境・エネルギー教育支援事業」を受けて、11月14日(木)小学部C組、中学部、高等部普通科の児童生徒10名がJパワー&よんでんWaンダーランドの見学に行きました。

 小春日和のよいお天気の中、リフト付きの大型バスに乗り込み出発しました。

 Jパワー&よんでんWaンダーランドでは、人力発電マシンのレバーを回したり、足でペダルを漕いだりして、電気をおこす体験をしました。また、展示してある「電気ができるまでの物語」や「2tの石炭」、電話の声が変わる「エイリアンボイス」なども見たり、触ったり、聞いたりして楽しみながらエネルギーについて学習しました。

 お弁当を食べたり、外の広い敷地の遊具で遊んだりして、楽しい時間を過ごしました。行き帰りのバスの中でも、自己紹介をしたり、リクエストタイムで好きな歌を聞いたり歌ったりしながら交流を深め、学部を超えて楽しく活動をしました。

エネルギーについての学習

 「令和6年度徳島県環境・エネルギー教育支援事業」を受けて、身近なエネルギーについて学習をしました。

 まず、高等部普通科1年の生徒が発電機セットを組み立て、小学部C組、中学部、高等部普通科でクラスごとに学習をしました。児童生徒たちは、自分で手回し発電機を回して電気をおこし、電気のエネルギーでプロペラが回ったときには、驚いたり不思議そうに見つめたりしていました。発電機のハンドルを回して、オルゴールの音が流れると、耳をすませて聞き、笑顔になりました。風力発電キットや光電池キットを使って電気をおこす体験では、風の心地よさや太陽や光の暖かさを感じながら、身近な風や太陽の力でエネルギーを生み出すことが可能であると知ることができました。

 楽しい体験を通して身近なエネルギーについて学ぶことができ、Jパワー&よんでんWaンダーランドへの校外学習に向けた有意義な事前学習となりました。

初めての文化祭

11月9日、初めての文化祭に参加しました。

展示の部では、制作遊びで作った作品を展示しました。

表現の部では、「ぼくのすきなもの」と題して、好きな遊びやキャラクターを紹介しました。

トップバッターでしたが、練習の時と同じように落ち着いて発表し、マイクを通して、大きな声でセリフを言うことができました。

動画が始まると、舞台裏からひょっこり顔を出し、観客席の様子を見ていました。

その後の、お兄さんお姉さんの発表では、気に入ったセリフに喜んだりマネをしたり。

ジャンボリミッキーも一緒に踊りました。

専攻科の大縄跳びが成功すると拍手もしました。

最初から最後まで楽しんでいた幼児の姿がありました。

オープンスクール

11月13日、徳島視覚支援学校・徳島聴覚支援学校合同で、オープンスクールを実施しました。

両校の保護者や放課後等デイサービスの方々などにご来校いただきました。

普段と変わらず、遊んだり学習に取り組んだりする幼児児童生徒の様子をご覧いただくことができました。

ご来校、ありがとうございました。

きょうだいさん集まれ!

8月26日(月)に、幼児児童生徒のきょうだいを支援することで家族を支え、本人を支えることにつなげるため、小学生のきょうだいを対象とした「きょうだいさん集まれ!」を実施しました。小学生のきょうだい4名と小学生のきょうだいがいる児童生徒3名、保護者3名が参加しました。

小体育館で、自己紹介をした後、パラシュートや体育館での自由遊びをしました。日頃、本校の幼児児童生徒が使っているパラシュートやトランポリン、オーシャンスイングなどを使って、思う存分楽しみました。最後はランチルームに移動して、かき氷作り。たくさん活動した後のかき氷はとても美味しかったです。

「今度はいつ来たらいい?」「もっとあそびたかった。」との声があがり、きょうだいさん同士のつながりが持て、みんなで一緒に笑顔があふれる会となりました。

学校の子どもたちと同じように、きょうだいさんたちも大切でかけがえのない存在です。今回、はじめの一歩を踏み出しました。これをきっかけに、つながりを広げ、深めていきたいと思います。

 

9月のわくわくタイム

 9月18日(水)に2学期最初の「わくわくタイム」がありました。1学期に行った「ふれあい遊び」と「かぜよふけふけ」の歌に合わせた風の活動を思い出しながら、友達との活動を楽しみました。

 「ふれあい遊び」では、「手と手と手と」の歌に合わせて、ペアの友達と手や肩、足などをタッチし合いました。

 「かぜよふけふけ」では、風車を持ちながら大型扇風機や送風機の風を感じました。カラフルな風車が勢いよく回る様子を見たり、羽根が揺れる音や振動を感じたりして楽しみました。風を受けて驚きの声をあげたり、満面の笑みを浮かべたりする素敵な子どもたちの姿がたくさんありました。

 

2学期始業式

幼稚部から高等部専攻科までの幼児児童生徒が集まって、2学期の始業式を行いました。

校長先生の話では、校長先生自身の夏休みの体験談の紹介があり、皆さんの思い出を先生達にも話してくださいということと、

2学期に体育祭や文化祭、修学旅行等の行事があることに触れられ、少しの勇気を出して、初めてのことや新しいことに挑戦してくださいとのお話がありました。

幼児児童生徒の皆さん、2学期は日々の学習に加えて、行事もたくさんあります。

季節の移り変わりによる寒暖差も顕著になる学期ですが、健康に留意し、一つ一つの行事が実りあるものになるよう、一緒に取り組んでいきましょう。