寄宿舎の主な行事
3学期合同誕生会
令和6年1月17日(水)夕食時に、3学期の誕生会を行いました。
視覚舎生2名、聴覚舎生3名の誕生日をお祝いしました。
誕生日舎生紹介後、それぞれ好みにあったプレゼントやメッセージカードを受け取り、みんなで美味しくケーキをいただきました。
合同地震・津波・浸水避難訓練
令和5年11月27日(月)に、合同地震・津波・浸水避難訓練を実施しました。
午前6時に地震発生、津波警報発令を受け、寄宿舎3階へ避難する想定で行いました。
Jアラートが流れ、地震に備えて身の安全確保にあたりました。
揺れが収まってから、停電のため放送機器は使用できない設定で、職員は拡声器や大きな声で安否確認をしながら、避難準備を伝えました。
舎生は、非常持ち出し袋、ヘルメットやネックライト、白杖などを持ち、避難の準備をしました。
2階舎生は、避難経路の安全を確認後、階段を使用して寄宿舎3階まで避難しました。
寄宿舎3階の安全な場所に集合し、点呼と怪我の有無を確認しました。
訓練後は、校長先生からの講評を聞きました。
今回の訓練では、初めて寄宿舎3階に避難しました。訓練後のアンケートでは、移動の負担が軽減されたことや大勢で避難すると想像よりも舎内が狭く感じた等の意見がありました。
災害時は慌てず、職員同士で連携して臨機応変な対応ができるように、これからも訓練を重ねていきたいと思います。
鳥取盲学校寄宿舎とのオンライン交流会
令和5年11月21日(火)19時から19時45分
鳥取県立鳥取盲学校寄宿舎(青雲寮)と、ZOOMによるオンライン交流会を行いました。
鳥取からは、視覚4名、聴覚4名、計8名の舎生の方が参加しました。
徳島からは、視覚5名、聴覚5名、計10名の舎生が参加しました。
まず、両校舎生の自己紹介があり、続いて、各校の寄宿舎紹介がありました。
鳥取の舎生の皆さんが作った本格的なピザ窯で、舎生が育てた新鮮野菜をのせて焼いたピザの
YouTube動画を見て、徳島からは「オォーッ」という歓声が上がりました。
視覚舎生には、拡大読書器やiPadを視覚補助具として使用しました。
聴覚舎生には、情報保障として手話通訳を行いました。
両県の舎生は初対面ということもあり、最初は緊張した様子でした。
質問コーナーで「ご当地の食べ物」や「ご当地の方言紹介」などの
やりとりをする内に徐々にリラックスし、笑顔や自由な発言も見られ、
予定時間を超過する活発な交流会となりました。
舎生からは「楽しかった」以外にも、「時間が足りなかった」
「他県の寄宿舎のことを知ることができて良かった」
「鳥取県のことをもっと知りたい」「鳥取県に行ってみたい」などの感想がありました。
他県の寄宿舎とのZOOMによるオンライン交流会は、舎生だけでなく指導員にとっても、
初めての試みでした。準備や情報保障、接続テストや当日の運営など、貴重な経験ができました。
鳥取盲学校寄宿舎のみなさん、ありがとうございました。
いつか、徳島にも遊びに来てくださいね。お待ちしています。
合同誕生会
令和5年11月27日(月)夕食時に、2学期の誕生会を行いました。
視覚舎生2名、聴覚舎生1名の誕生日をお祝いしました。
誕生日舎生紹介後、それぞれ好みにあったプレゼントを受け取り、ケーキをおいしくいただきました。
誕生日を迎えたみなさんが、それぞれの目標に向かって邁進できる一年でありますように。
令和5年度 マナー講習・実践食事会
11月10日(金)に、令和5年度マナー講習・実践食事会を行いました。新型コロナウィルス感染症が5類に移行し、数年ぶりに舎外での食事会を「ホテル千秋閣」にて実施しました。ホテルの方にマナー講師をしていただき、用意された資料を参考にマナー講習を受けました。マナー講師の方から食事をいただく際の正しい姿勢、お箸の使い方、ゆとりを持ち料理を楽しむ心構えなど大切なマナーを教えていただきました。
学んだことを参考にしながら、和食会席のコース料理(全9品)をいただきました。白子豆腐やお造り、茶碗蒸しなどが一品ずつ運ばれてきます。揚げ物は海老、キス、蓮根、しし唐です。舎生が「食べる順番はありますか?」と質問。講師の方が「お好みで構わないです。」とのことで、皆それぞれ一品を選ぶ顔は真剣そのもの。最後のデザートは「金時芋プリン」です。美味しい料理にみんな大満足でした。
実際に和食のマナーを体験し、舎生にとって良い時間になりました。マナー講師の方の「マナーで一番大事なのは心遣い。」とおっしゃった言葉がとても印象に残りました。自然にマナーを身に付けることができるよう、今回学んだことを生活の中でしっかり実践していきたいです。
第2回 寄宿舎合同緊急対応訓練
10月27日(金)に徳島視覚支援学校と徳島聴覚支援学校の寄宿舎指導員による第2回寄宿舎合同緊急対応訓練を実施しました。今回は、人工内耳装用の舎生が給湯室のドアに頭部を強打した想定で訓練しました。当日は、管理職や養護教諭の先生方も訓練を見学しました。
事案発生後、呼び出しベル等で知らせ、他の指導員と舎監が駆けつけました。緊急対応の指示カードを配り、応急処置やQコール(応援要請)、保護者連絡や救急搬送要請等を行いました。それらと同時並行で舎生の様子を記録し、状況の経過観察をしました。また、舎生が不安にならないように声かけをしたり、身体が冷えないよう布団をかけたりしました。今回、初めて訓練に参加した指導員もいましたが、発見者の的確な指示に従い、迅速な対応ができました。
今回の課題点や反省点等を改善につなげ、緊急時にはいち早く、安全に対応できるようくり返し訓練を積み重ねていきたいと思います。
マナー講習会
10月24日(火)中学部2名、高等部普通科1名の計3名で、マナー講習会を実施しました。
道を歩く時のマナー、階段や廊下を通る時のマナー、使ったあとはきれいにすることの大切さ、身だしなみを整えることの大切さの4点について、TVモニターの動画を見ながら2択クイズ形式で勉強しました。正解しているかな?と悩みながら回答札を上げたり、これは簡単!と問題を聞いてすぐに自信を持って回答札を上げたり、回答理由をお互いに伝え合いました。
最後に、登校時や外出時の様子を振り返りながら、身だしなみについてセルフチェック をしました。チェック表には、爪切りや整髪、服をきちんと着用するなどの項目がありました。どの項目もみんなしっかりできており、なんと!2人も‼︎身だしなみの達人がいました。
自分で正解を考えたり、友だちの意見を聞いたり、楽しみながら普段の生活の中で 必要なマナーについて学ぶことができました。
舎生より、掃除の仕方について学びたいという意見があったので、次は掃除の達人をめざす会を計画してもいいかもしれません。
合同親睦会
令和5年9月20日(水)寄宿舎合同親睦会を開催しました。視覚・聴覚両校舎生が集まって、体育館で「ミニ運動会」を行いました。
1つ目の競技は「借り物競走」です。2チームの対戦で各チームから1人ずつ同時にスタートします。自分で選んだカードには、様々なミッションが書かれています。聴覚舎生と一緒に走ったり、しりとりを10回したりしながらゴールをめざしました。応援にも力が入ります。
2つ目の競技は「綱引き」です。チームで力を合わせて一生懸命に、綱を引きました。
結果は接戦でしたが、Bチームが優勝、Aチームが準優勝でした。
どちらのチームも笑顔いっぱいの親睦会になりました。
舎生からは、「聴覚舎生とコミュニケーションをとることができた。」「白熱した勝負で盛り上がり、楽しかった。」などの感想がありました。
好きな食べ物や、好きな色を聞くというミッションもあり、他の舎生を知ることができました。また、協力して係を行ったり、楽しんで競技を行い親睦を深める良い機会になりました。
次回の行事も楽しみですね。
合同不審者対応訓練
令和5年9月14日(木)16:00~17:00
徳島中央署から3名、中央防災から1名、最寄りの交番から2名の方を招き、
早朝に不審者が寄宿舎に侵入する想定で合同不審者対応訓練を実施しました。
対応する舎監や指導員は、自分の身を守る道具を所持し、不審者と適度な距離を
保ちながら、毅然とした態度で対応しました。
指導員は、隙をみて学校110番通報装置で通報。
続いて、寄宿舎生に舎内放送で不審者の侵入を知らせ、速やかに避難を指示しました。
その後、侵入した不審者を刺激することなく建物の外に誘導したところで交番の警察官が到着。
不審者は身柄を確保され訓練終了しました。
寄宿舎生を対象にした警察からの講評では、望ましい避難の仕方や、
避難場所での過ごし方等についての話がありました。
教職員を対象にした講評では、間違いでもいいからいかに早く通報することの重要性や、
身を守る物を所持し、警察到着までの時間稼ぎの方法等について、実践的な助言をいただきました。
見た目だけでは判断できない不審者もいます。物腰が柔らかくても武器を隠し持っている
かもしれません。寄宿舎生だけでなく自らの命を守る行動をとるためにはどのようにすれば
良いか、常に危機意識を持って不審者に備えたいと思います。
いざという時に、落ち着いて不審者に対応ができるように、今後も様々な想定で
訓練をくり返していきたいと思います。
合同火災避難訓練
令和5年6月15日(木)午後5時から、寄宿舎合同火災避難訓練をしました。
当日までに、火災発生時の注意点等について事前学習を行い、屋外階段を下りて避難経路を歩く体験をしました。
当日は「午前6時50分頃、朝の日課活動中に寄宿舎棟西側の発電設備より出火する」という想定で訓練を行いました。
指導員が西側通路より煙を発見し、舎監や他の指導員に知らせる等の初期対応にあたりました。
舎生は放送や舎監や指導員の指示を聞き、タオル等で口を覆い、ヘルメットを着用し、白杖等の必要な物を持って避難を開始しました。成人舎生は協力して東側屋外階段を下りました。
指導員が「おんぶらっく」を使用して、車いす対応の舎生を背負い、一緒に避難しました。
全員、落ち着いて運動場まで避難できました。
訓練後は、教頭先生からの講評を聞きました。
火災時に、迅速かつ安全に避難できるように、これからも改善を図りながら、訓練を重ねていきたいと思います。