2024年12月の記事一覧

絵本「あっちゃんあがつく」のさわる教材

  「ふくろうの森」さわる絵本の会「ふわふわ」さんより教材の寄贈をしていただきました。毎年、教員の希望を聞いていただき、ボランティアで教材を作ってくださっています。

   今回は、生徒が大好きな絵本「あっちゃんあがつく」のさわる教材を作っていただきました。いろいろな素材の布やフェルトを使って感触も工夫された本物そっくりで美味しそうな食べ物がずらり。コントラストをよくして見やすいように黒のボードに貼り、生徒が手を伸ばして掴むことができるようになっています。生徒たちは、大好きな絵本から飛び出したボードに貼られた美味しそうなおにぎりやエビフライ、お寿司にピザ・・・・ににっこり。いろいろな食べ物に視線を移してよく見て、手を伸ばしたり、動かしたりしていました。

  ふくろうの森のみなさん、今回も素敵な教材をどうもありがとうございました。

牛との触れ合い!「わくわくモーモースクール」

11月18日、学校の運動場に1頭の乳牛と2頭の子牛がやってきました!

徳島県酪農業協同組合、徳島県畜産振興課、四国生乳販売農業組合連合会、徳島県家畜保健所等、多くの方々のご協力のもと、3つの体験をさせていただきました。

・子牛とのふれあい体験

 生後2か月の子牛にじっくりゆっくり触れました。体は温かくて毛並みはなめらか。おでこや鼻、口元にも触れてみました。舌で手をペロリとなめてもらった子どもたちもいました。          

子牛の胸に聴診器を当て、心音を聞かせてもらいました。

・乳牛の乳しぼり体験

 乳牛「フレーバーちゃん」の体を触らせてもらうところからスタート。大きなおなかのふくらみやあばら骨、そしてうんと手を伸ばして、ほっぺや鼻にも触れました。酪農家さんからコツを教えていただいた後、やさしくおちちを握ってみると、あたたかい乳が出てきました。子どもたちは驚いたり喜んだり!怖がることなく、優しく触れていました。

 模擬牛を使った乳しぼり体験もすることができました。

・バター作り体験

 牛乳と生クリームを入れた容器を振って作ること、そして、音が変わったら振り方を変えて仕上げることを教えていただきました。教室で教員と一緒に挑戦!上下に振り続けるとパシャパシャと液体の音がしていた容器からだんだんと音が聞こえなくなり・・・。また振ると音が復活。今度はくるくる回すように振ると、容器の中のバターが丸く固まってできあがりました。残った水分も低脂肪乳として味わう子どもたちもいました。

 牛と直接触れ合う体験を通して、命のぬくもりや優しさを感じるとともに、私たちは乳牛が出す栄養豊富な牛乳をいただいていることに改めて気づくことができました。教員も、酪農家の方々の話を聞き、学びを深めることができました。ご協力いただいた皆様、貴重な機会をありがとうございました。