寄宿舎の主な行事
視覚スポーツ大会
6月26日(月)視覚スポーツ大会で、『カローリング』を実施しました。
選手宣誓の後、少し投球の練習をして、いよいよ本番です。今回は、距離で設定された1〜4点ゾーンに加え、丸く1箇所だけ5点ゾーンを準備しました。
初めてカローリングをした舎生もいました。
力加減を少し変えるだけで、ジェットローラーの停止位置が数cmずれるので、練習、本番ともにみんな真剣です。選手宣誓の通り、一投一投に思いを込め、丁寧に投げ、高得点を狙いました。お互いの健闘を讃え合い、競技を終えました。参加賞は『アクエリアス』と『刺繍入りフェイスタオル』でした。タオルは40色の中から自分の好きな色を選びました。競技終了後は全員で 、後片付けをしました。
舎生からは、初めてする競技は新鮮で楽しかった等の感想がありました。また、次はフライングディスクやボウリングをみんなでしてみたいとの意見がありました。次回もみんなで協力して楽しみましょう。
指導員研修
寄宿舎での舎生支援における専門性の向上を目的として、朝の引き継ぎ時に徳島聴覚支援学校寄宿舎と合同で手話研修を行っています。
毎日、その日の出来事や時事情勢等、舎生とのやりとりで使用できる内容をピックアップし、講師役の指導員が手話表現をし、後に続いて他の指導員は手話を表し、研修を行っています。
今年度も、充実した研修を計画し、さらに指導力をアップできるよう研鑽を重ねていきます。
親睦食事会
令和5年5月1日(月)、今年度は新入舎生2名を迎え、親睦食事会を行いました。
今回の親睦食事会は、舎生の希望であった刺身やローストビーフ、ちらし寿司等が入った和洋会席弁当を注文しました。和気あいあいとした雰囲気の中、楽しく会話をしながら食事をしました。
食事の後、舎生から、今年度の目標や、日頃がんばっていること、趣味について発表がありました。短い時間でしたが、舎生全員が集い、親睦と交流を深めることができました。
みなさんにとって良い一年となりますように。
合同歓迎会
4月11日(火)合同歓迎会を実施しました。
令和5年度、新しく寄宿舎へ入舎した生徒は、徳島視覚支援学校2名、徳島聴覚支援学校1名の計3名です。
合同歓迎会では、校長先生や教頭先生たちから歓迎の言葉をいただきました。
新年度は舎生12名でのスタート。
年間を通して食事会や合同親睦会等、様々な行事を計画しています。
みんなで助け合いながら、1年間楽しく寄宿舎で過ごしていきましょう。
親睦食事会
1月20日(金)に3学期の親睦食事会を行いました。視覚寄宿舎生全員が元気に参加しました。
食事会のメニューは山口屋さんのうなぎ弁当とお味噌汁です。舎生全員が大好きなメニューで,美味しくいただきました。
食事の後はみんなで歓談をしました。箱の中からテーマの書かれたカードを選んで,テーマに沿った内容で話を進めました。
「今年楽しかったこと」や「余暇の過ごし方」などをテーマに,舎生や指導員でたくさん話すことができました。日頃知らなかったみんなの一面がよく分かり,有意義な時間となりました。
「来年度の目標」のテーマでは,舎生から「国家試験を合格します!」や「テストで良い成績を取ります!」などやる気いっぱいの目標を聞くことができました。
皆さんの目標が達成できるよう,応援しています。
合同地震・津波避難訓練
令和5年1月12日(木)
午前0時,全員就寝中に地震発生・津波警報発令の想定で,合同地震・津波避難訓練を実施しました。
Jアラートによる緊急地震速報発令を両校舎生に知らせ,安全の確保にあたりました。
揺れがおさまり,舎生の安否確認をしながら,視覚舎生はメガネや白杖,聴覚舎生は補聴器を装着し,ネックライト・ヘルメット・非常持出袋を持って避難準備を行いました。
避難経路の安全確認を行い,大きな声や手話・避難用指示棒などで状況説明や避難場所等を伝えました。
寄宿舎から校舎4階まで,階段を使用して避難しました。
訓練終了後は,校長先生からの講評を聞きました。
訓練を通して, 新たな気づきが多くありました。安全に落ち着いて避難できるよう,これからも訓練を重ねていきたいと思います。
マナー講習会・実践食事会
10月25日(火)にマナー講習会・実践食事会を行いました。
マナー講習会では,「挨拶や身だしなみのマナー」と「洋食のマナー」を学びました。
「挨拶や身だしなみのマナー」では舎生同士で挨拶の練習をしたり,TPOに応じてどんな身だしなみが人に良い印象を与えるかみんなで考えました。
「洋食のマナー」では,実際にナプキンを広げたり、肉料理に見立てた粘土をフォークとナイフで切り分けてカトラリーの使い方を学びました。
実践食事会では,学んだマナーを意識しながら洋食のお弁当をいただきました。
ハンバーグやロースカツなど美味しい料理に大満足です。
舎生からは「挨拶を大きな声ですることがわかった 」や、「ナイフとフォークの使い方がわかった 」などの声がありました。
今後も学んだことを寄宿舎生活で活かしてほしいと思います。
合同親睦会
令和4年9月26日(月),寄宿舎合同親睦会でボウリング大会を開催しました。
今回のボウリング大会では,視覚,聴覚の舎生が混合でチームを組み,ドラえもんチームとマシュマロチームの2チームに分かれて得点を競い合いました。
開会式で日程の説明,ラジオ体操,選手宣誓をした後,いよいよ対戦です
事前の練習の成果もあってか,皆さん高得点を取っていました。応援の拍手や掛け声でとても盛り上がっていました。
結果は接戦でしたが,ドラえもんチームの優勝となりました。優勝したチームには,寮務主任から賞状が贈られました。おめでとうございます。
参加賞として,舎生全員に色違いのタオルが贈られました。
舎生からは,「楽しかった」や「またやりたい」との感想がありました。普段あまり関わる機会のない舎生同士で,親睦を深める良い機会になりました。
これからも協力し合って,寄宿舎生活を送りましょう。
合同不審者対応訓練
令和4年9月21日(水)寄宿舎合同不審者対応訓練を実施しました。
朝の時間帯に,寄宿舎玄関から不審者が侵入する想定で行いました。
舎監が不審者の対応をしている間に,指導員が緊急通報や放送で不審者の侵入を知らせました。
舎生は放送や指導員の指示に従い,素早く避難しました。
不審者の侵入を防ぐ試みとして,各階の防火扉を閉めました。
警察が到着し,不審者を確保。
不審者確保の放送をよく聞いて,安全になったかどうか確認し,避難場所から出ました。
訓練終了後は,多目的ルームに集合し校長先生から講評をしていただきました。
これからも訓練を繰り返し,臨機応変な対応ができるようにしていきたいと思います。
指導員研修
夏季休業中に,徳島視覚支援学校・徳島聴覚支援学校寄宿舎合同で指導員研修を行いました。アイマスクを着用して見えにくい状態でお弁当を食べる体験をしました。
ガイド役の指導員からお弁当の内容の説明を受け,中身を確認しました。何の食材を箸で掴んでいるのか,やかんから注ぐお茶はコップにどれくらい入っているのか等,不便さや不安感を感じながらお弁当を食べました。
視覚に障がいがある方々に楽しんで食事をしていただくために,どのような支援や配慮が必要であるかを,研修を通し実体験として学ぶことができました。今回の研修を日頃の支援で活かすとともに,食事以外の支援についてもより良い方法を考えていきたいと思います。