学校の活動

絵本のさわる教材の寄贈

2025年7月31日 11時39分 [高等部学部長]

 認定特定非営利活動法人「ふくろうの森」さわる絵本の会「ふわふわ」さんより、絵本「あっちゃんあがつく」のさわる教材を昨年度に引き続き寄贈していただきました。

 今回は、アイスクリーム、いちごじゃむ、うめぼし、カステーラ、キャラメル、ケーキ、せんべい、たこやき、つきみそば、てまきずし、にくまんじゅう、ねぎのみそしる、のりまき、ハンバーガー、ふりかけ、ヘルシーサラダ、ホットケーキ、わたがし、グリンピース、ざるそば、チーズ、バーベキュー、ぶどう、ベーコンまきまき・・と、たくさんの教材を作っていただきました!

 素材は、つるつる、ざらざらなど様々なさわり心地の布、フェルト、綿、メラミンスポンジ、そして、実物のパッケージを使用している物もあり、絵本の挿絵や実物に近くなるように工夫してくださっています。

 また、ぶどうの粒にマジックテープがついており、取りはずしができるようになっていたり、バーベキューでは、コーンや肉を串に刺したり抜いたりできるようになっていたり、ふりかけでは、袋を振るとシャカシャカと本物そっくりの音が出るようになっていたりと、楽しんで手を使って活動ができます。

 色も鮮やかで、見ても触っても楽しい教材、新学期に子どもたちと一緒に学習するのが楽しみです!「ふくろうの森」の皆様、ありがとうございました。

表彰伝達式・1学期終業式

2025年7月18日 16時32分 [教務担当者]

ランチルームに集まり、表彰伝達式と1学期の終業式を行いました。

表彰伝達式では、中国四国地区盲学校弁論大会で優秀賞を受賞した生徒に校長先生から表彰状が手渡されました。

終業式では、校長先生から1学期の行事の振り返りと夏休みの過ごし方について、また、いろいろなことに取り組む中で、一人で頑張ろうとせずに先生や家族の力も借りましょうというお話がありました。

終業式後の諸連絡では、生徒指導の先生から①規則正しく生活する②水の事故に気をつける③交通マナーを守る、の3つのことについてお話がありました。

幼児児童生徒のみなさん、夏休み中も生活リズムを整えて元気に過ごしてください。

9月1日に会えるのを楽しみにしています。

県庁でのマッサージ体験会

2025年7月4日 13時26分 [職業学科担当者]

7月3日木曜日に、徳島県庁1階 県庁ふれあいセンター「すだちくんテラス」にて、あんま・マッサージ体験会を実施しました。

お昼休み中の職員の方々や、県民の皆様へ15分のあんま・マッサージをさせていただきました。

「リラックスできました」「午後からの仕事も頑張れます」「また来てください」などの感想を聞かせていただき、とても励みになりました。

また、本校について知っていただくよい機会になりました。

授業の様子

2025年6月24日 17時36分 [小学部担当者]

生活単元学習の時間に、季節のことや夏野菜のことについて学習しました。

季節の学習では、雨音に耳をすませたり梅雨時期の歌を聴いたり、玄関前に咲いている紫陽花の観察をしたりしました。

外に出たときに、水たまりに雨が落ちると波紋ができることに気づいて水たまりを見つめたり、雲の隙間から差す光に気づいて、ゆっくり視線を向けたりしていました。

紫陽花の観察では、香りをかいだり、花や葉を触って感触を確かめたりしました。

夏野菜の学習では、育てている野菜の生長調べをしました。

自分の手と葉の大きさ比べをしたり葉の感触を確かめたり、リボンを使ってどれだけ大きくなっているかを調べたりしました。

リボンは野菜の種類ごとに台紙に貼り、生長の変化を確かめています。

これからも、いろいろな経験を通して、季節のことや身近な植物の学習を続けていきたいと思います。

視覚障がい者用囲碁の体験会(テキスト)

2025年6月3日 13時25分 [職業学科担当者]

日本視覚障害者囲碁協会の柿島光晴様が来校され、視覚障がい者用囲碁盤をいただきました。

碁盤は、碁線が立体的に盛り上がっており、手で触って確認をすることができます。

碁石は、裏面に溝が刻んであり、碁盤にしっかりとはめ込むことができます。

黒石の表面には、溝があり、白石にはありません。

柿島様より、わかりやすく囲碁のルールを教えていただき、生徒と教員で囲碁を楽しむことができました。

初めて囲碁に触れた生徒ばかりで、楽しさと難しさを体験させていただきました。

ありがとうございました。

令和6年度 卒業証書授与式

2025年3月7日 00時00分 [管理者]

3月7日(金) 第77回卒業証書授与式が行われました。

小学部2名、高等部3名の児童生徒が卒業証書を受け取りました。

在校生からの心温まる送辞を受けて、高等部3名の生徒がこれまでの学校生活を振り返り、たくさんの思い出と感謝の気持ちを込めた答辞を述べました。

式の最後には、卒業生が在校生や教職員、家族から大きな拍手を受けながら晴れやかな表情で退場していきました。一人一人がこれまでの練習の成果を最大限に発揮し、心に残るとても温かい式となりました。

努力をたたえる「学校賞」

2025年3月6日 00時00分 [管理者]

    卒業式を前日に控えた3月6日、学校賞の表彰がありました。

 学校賞とは、幼児児童生徒のための、徳島視覚支援学校独自の賞です。

小学部、高等部の卒業生5名。本校で学んだ年数は違えど、それぞれの持ち味を生かしながら、課題に向き合う姿を評価していただき、校長先生より表彰を受けました。

「工夫しながら粘り強く取り組んだこと」

「探究心を持ち、常に主体的に行動しようとしたこと」

「何事も楽しみ、周りの人と共有しようとする姿勢で取り組んだこと」

「お手伝い活動に積極的に取り組んだこと」

「最後まで諦めずに活動をやり遂げたこと」

 一人一人のよさと努力をたたえる、世界にひとつだけの賞状です。

皆さん、おめでとうございます。

6年生ありがとうの会

2025年3月6日 00時00分 [管理者]

卒業する2人の友だちに、在校生から、今まで一緒に遊んだり勉強したりして楽しかった気持ちを伝えました。

そして、卒業記念品として、フェルトボールやボタンを貼りつけたティッシュケースカバーやいい香りのサシェなど、思いをこめた手作りの品を贈りました。

 卒業生からはうたのプレゼント。みんなで「パプリカ」のうたにあわせて歌ったり踊ったりしました。最後はにぎやかにパラシュートをして、思い出に残る楽しい会になりました。

 卒業おめでとうございます。中学部に進学しても小学部に遊びに来てくださいね。

 

第2回「きょうだいさん集まれ!」

2025年3月3日 00時00分 [管理者]

 1月6日(月)に、第2回「きょうだいさん集まれ!」を実施しました。今回は、調理室でグループに分かれてチョコパイとウインナーパイ、源氏パイを作りました。当日、体調不良等で参加者は残念ながら1家族だけになりましたが、小学生2名、高等部生徒1名、保護者1名、そして教員で一緒におやつ作りを楽しみました。

 自己紹介がすむと、早速調理にとりかかりました。三角に切った冷凍パイシートを麺棒で薄くのばして、チョコやウインナーをクルクルと巻いていきます。始めは慎重に作っていたきょうだいさん達でしたが、だんだんと慣れてきて、限界までのばしたり、星形にアレンジをしたりしながら工作気分で楽しんで作りました。高等部の生徒は、「のばして~」「まいて~」の声かけに笑顔で応えながらどんどん作っていきました。先生たちは余った生地にグラニュー糖を振りかけて、源氏パイを作りました。オーブンからパイの香ばしい匂いが漂い、焼き上がると拍手と歓声があがりました。焼きたてのパイを囲んでの茶話会は、和やかなほっこりとした美味しい時間になりました。

 今回、参加できなかったきょうだいさんや児童生徒、保護者もまた一緒に活動できるようにと思います。高等部の生徒は3月に卒業しますが、きょうだいさんのつながりができたこのご縁が来年度からも続きますように!

 「きょうだいさん集まれ!」は、「視覚障がいのある幼児児童生徒のきょうだいを支援することで家族を支え、本人を支えることにつなげる」ことを目的としています。現在は、小学生のきょうだいを対象として活動しています。 

今年も「花の宅配便」が届きました

2025年2月13日 00時00分 [管理者]

  今年度も公益社団法人日本フラワーデザイナー協会より、「花の宅配便」を届けていただきました。1月24日に幼・小・中・高等部の各クラスやグループ毎に、「花の観察」や「フラワーアレンジメント」を体験することができました。
 幼稚部の幼児は、おうちに持って帰ることを伝えると「ママ」と言い、自分が挿したお花を持って帰ることを楽しみにしていました。

 小学部の児童は、ガーベラの長い茎をゆらゆら揺らし、先にあるオレンジの花を楽しそうに追いかけて見て「きれいです」と伝えてくれたり、咲き誇るゆりの花が近づいてくるとその大きさにびっくりして、思わず先生の陰にかくれたりしました。優しく花を触ったり、茎が折れないようにオアシスに挿したりと優しい力加減で花を扱うことができ、アレンジし終わった花がゆらゆら揺れると笑顔になり、出来上がりに満足そうな児童もいました。

 中学部・高等部の生徒は、1種類ずつ、花の名前と花言葉を聞き、花の形状や大きさ、葉の付き方などを触って確認すると、花によって違いがあることに気づき、「花が大きいです。」などと友だちに伝えたり、ゆりのつぼみの形が気に入り、指先で包み込むように触って感触を楽しんだりしていました。花の甘い香りに自ら花を引き寄せようとする生徒もいました。

「花の宅配便」は、子どもたちが豊富な生花に触れ、豊かな情操を育む貴重な機会となっています。