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第2回 学校運営協議会を開催いたしました

   11月30日(木)の午前9時30分より、徳島聴覚支援学校と合同の「学校運営協議会」が開催されました。

   9名の委員(うち1名は学校長)の方々に来校いただき、会次第に沿って協議が行われました。今回は、学校見学・施設見学を実施しました。両校の見学をできた事で新たな視点を持つことが出来たなど委員の皆さんからの声は好評でした。その後、各校に分かれて分散会の形式でこれからの徳島視覚支援学校に期待したいことについて熟議を行い、最後にそれぞれの学校で話し合われた内容を共有しました。

具体的な協議内容については、

◆これからの徳島視覚支援学校に期待したいこと

 それぞれの立場から具体的な提案や意見があり、今年度はもとより次年度以降の学校運営に生かせる大変貴重なご意見をいただくことができました。特に開かれた学校作り、地域との連携等について様々なアイデアをいただく事ができました。委員の皆様には、ご多忙の中来校いただきまして、本当にありがとうございました。

サマースクールを実施しました

 8月17日(木)に、地域の学校に通う見えにくさのある小中高校生を対象に、サマースクールを行いました。 

 はじめに、全員で「フライングディスク」をしました。「フライングディスク」は、プラスチック製の円盤(ディスク)を、的となる約直径90センチの輪に向かって投げ、輪の中を通過させられるかを競うスポーツです。通過したことが音でわかるように、輪にはビニールひもを付けています。

 今回は、参加者の年齢が小学生〜高校生までと幅広いため、ディスクとボールの2種類を用意し、好きな方を選択して投げるルールにしました。

 当日は、チーム対抗でゲームを行いました。最初にディスクの持ち方や投げ方の練習を行ってから、ゲームをスタート!

 ゲーム中は、的の位置を知らせるために的の後方から鳴らしている太鼓の音や、投げたディスクが輪に当たる音、ディスクが通ったことを知らせるベルの音などが聞こえます。ディスクを投げる時の表情は真剣そのもの。周囲の人も、手がかりとなる様々な音が聞こえるように、静かに応援をしていました。チーム対抗でのゲームをみんなで楽しみながら活動することができました。

   

 次に、中高生は、見えにくさのある大学生と座談会をしました。座談会に来てくれた大学生は3名で、本校の卒業生や、これまでに本校の教育相談で関わったことのある大学生です。

 中高生からは、大学受験の配慮申請や、周りの友だちへの説明の仕方、教材教具に関して等、幅広い質問が出ました。大学生たちは、それぞれの経験を交えて話してくれ、中高生たちも具体的なイメージをもつことができたようです。

 また、「拡大教科書が重たい」「勉強していると身体が痛くなる」等といった悩みには、お互いが様々なアイデアを出し合い、今後の生活の参考になったことと思います。

 日々の生活の中で感じてきた、「見えにくくて、こんなことがあるよね」といった体験を、お互いに打ち明け合うこともでき、参加者にとって良い時間になりました。