日誌

卒業後、様々な進路を選んだ卒業生からの声

卒業生からの声

藤井さん写真 
藤井修身さん 藤井治療院 60代男性(H25年度卒)

「新たな人生に喜びを与えてくれた盲学校(視覚支援学校)」
私は人生の途中で視覚障がい者となりました。一時は、これからの人生に悩んだことがありました。しかし盲学校と出会い新たな生きる希望と多くの友人や知識を得ました。盲学校ではあん摩マッサージ指圧・はり・きゅうの技術を学び、60歳で国家資格を取らせていただきました。卒業後、その経験と資格を活かし第二の人生としての治療院を開業して頑張っています。

 


 

 

卒業生からの声

白井さんの写真 
  白井博之さん ヘルスキーパー(企業内マッサージ師)20代男性(H23年度卒)

2012年卒業の白井博之と申します。
 県内の工業高校を卒業して、高等部専攻科鍼灸手技療法科へ入学しました。
 19歳で、病気が進行して、全く見えなくなりました。
 見えているうちから、鍼灸・マッサージの基礎を勉強をできていたこと、また先生方の支えにより、文字が見えない状態でも無事資格を取得することができました。
 現在は、東京のIT会社で「企業内療法士(ヘルスキーパー)」と言う職に就き、企業に努めている社員の方々へマッサージを行っています。
マッサージ師として、社会を構成する企業のサポートをできることに、とても充実感を感じています。 

卒業生からの声

Aさんの写真 
  A さん。病院勤務(在職9年目)。40代♀(H22年度卒)

 私は盲学校(現徳島視覚支援学校)に入学するまで、視力の状況に合わせて生活をしてきました。いつまでこの視力が保てるだろう、この先はどうなるのだろうと暗中模索の日々を送っていました。
 そんな中、盲学校であん摩やはり・きゅうの国家資格が取得できることを知りました。「見えにくくても、頑張って勉強すれば、立派にできる仕事がある」と自分の将来の方向が定まったことが何よりうれしく、また救われたと感じています。
 仕事は、通院患者様などに、マッサージや鍼をしています。患者様に喜んでもらうことで、この仕事にやりがいを感じ、今では充実した生活を送っています。生涯続けていける仕事と、恩師や仲間たちとの縁を結んでくれた盲学校にとても感謝しています。