学校の活動日誌

様々な教員研修を実施しました。

昨年1学期、2学期に実施した教員の専門性の向上を目指した研修についてまとめました。

①給食等の指導についてのコンサルテーション

 本校と徳島聴覚支援学校で合同で実施しています。本校耳鼻科校医の宇高二良先生、聴覚支援学校耳鼻科校医の島田亜紀先生、社会人講師(言語聴覚士)の青木俊仁先生に、対象児の給食の様子を参観いただいた後、各担当者に指導助言を頂いています。初回の事例検討会では、これまでの数年間を振り返った児童の成長を担任から発表し、評価を頂きました。

お菓子を持って口に運ぶ様子

担当者が指導助言を受けている様子

 

②FBM(ファシリテーション・ボール・メソッド)研修

 8月には、FBM研究会代表の大島昇先生、副代表の河野健三先生をお迎えし、FBM研修を実施しました。大島先生による本校生徒へのデモンストレーションを始め、両先生による実演を交えた基礎研修を行いました。その後、教員でペアを組んで実技を行い、体や心の動きを感じとることの大切さ、待つことの大切さを感じながら学びを深めました。

デモンストレーションの様子

演習を交えた教員研修の様子

 

③OTによるコンサルテーション

 社会人講師(作業療法士)の江本純造先生に、自立活動での課題学習の様子を参観いただきました。子どもたちの成長を見極めながら教材のステップアップを図るポイントについて助言を頂いたり、歩行時の支援方法や机上学習時のイスと机の高さ等についてもアドバイスをいただきました。

教員と机と椅子の高さを検討している様子活動のステップを助言している様子

    

④PTによるコンサルテーション

 社会人講師(理学療法士)の田村英司先生に、児童の日常の様子や身体の使い方、教員の身体へのアプローチの仕方を参観いただき、骨格や関節の画像を見ながら、アプローチの場所や力の加減などについて、安全に行える方法を教えていただきました。

教員の説明を受けて、講師が児童の様子を見ている様子

 

 

 

 

 

 

 

 3学期にも、いくつかのコンサルテーションを継続します。教員の学びを、子どもたちへの指導に活かすことができるよう取り組んでいきます。