各課からのお知らせ
令和2年度専門研修(地域研修)を実施しました。
令和2年10月28日(水),本校において,専門研修(地域研修)を実施しました。
講師として徳島大学大学院医師薬学研究部眼科学分野助教授の岩田明子先生にお越しいただき,「視覚障がい児・者の視覚管理とロービジョンケア」の演題でご講演いただきました。本校教職員の他,地域で弱視の児童生徒の教育に携わる小中学校の先生方にもご参加いただくことができました。
岩田先生より,視覚障がいの早期発見・早期治療の意義と現状として,3歳児検診に視力検査が導入されたのち,治療開始時期が早まり,視力予後が向上しているケースが増えたことや,対象児・者の見方や姿勢,目の状態,本人の訴えなどから早めに対応することの必要性について教えていただきました。また,代表的な眼疾患について,症例をもとに,検査,治療,手術,予後と写真を提示しながらわかりやすくお話ししてくださいました。
参加者からは「小児の眼疾患において,早期発見・早期の適切な治療がいかに重要であるかを再認識することができた。」「実際の症例について検査のポイントや現在の治療法について知ることができ,大変興味深かった。」「治療用眼鏡や矯正眼鏡の大切さをあらためて感じたので,常時装用ができるような言葉かけや支援を行いたいと思った。」などの感想が聞かれました。
※密を避けるため4会場に分散し,オンラインで実施しました。
第2回進路講演会(ビジネスマナーセミナー:電話のマナー)
10 月 4 日(金)
1 回目の進路講演会に引き続き,育成コンサルタントの祁答院千秋氏をお招きしてビジネスマナー(電話の応対のマナー)についてセミナーを行いました。
まず,電話では声のみの応対となるため,言葉遣い,声のトーンなどに細心の注意をはらい,十分な心配りが必要であることを教えていただきました。
実際にデモンストレーション用の固定電話を使って,電話を受けるマナーについて一人ずつ演習をしました。生徒達は,緊張しながらも講師先生に教えていただいた明るい,はっきりとしたわかりやすい声を意識しながら,「ありがとうございます。徳島会社の ○○ でございます。 □□ 会社の ■■ 様でいらっしゃいますね。・・・・・」などと,復唱確認をして電話を取り次ぐ練習をしました。相手の名前が聞き取りにくい場合や不在の場合の対応を始め,いろいろ状況での対応やこちらからかける時のマナーについても教えていただきました。
生徒たちは経験の少ない固定電話での応対の基本的なマナーの知識を得て,実際に電話での応対をすることや講師先生から一人ずつアドバイスをいただき,電話の応対に前向きに取り組んでいました。
第1回進路講演会(ビジネスマナーセミナー)
5月17日(金)
中学部と高等部普通科の生徒を対象に,社会人や職業人としての心構えや就業体験や校内校外実習で必要となる対人関係や接客の基本マナーについて理解し,演習を通して実践力を養うことを目的として育成コンサルタントの祁答院千秋氏をお招きしてビジネスマナーセミナーを行いました。
最初の演習では,2人組になり,時間を決めて話をし,お互いの共通点をできるだけたくさん見つけることをしました。生徒たちは始めはぎこちない様子で話をしていましたが,だんだんと会話も弾み,好きなことや得意なこと,苦手なこと等,複数の共通点を見つけることができました。生徒たちは,コミュニケーションをとるときに,共通点があると話がしやすくなったり,親しみを持つことができたりすることを実感できたようでした。また,基本マナーの5原則,身だしなみ(清潔・機能的・上品)・表情(笑顔を意識して表情豊かに言葉に合った表情)・態度(姿勢や動作)・挨拶(自分から積極的に挨拶をする)・言葉遣い(感じよく聞く・わかりやすく話す・丁寧な言葉遣い)についても実際に演習を行い,熱心に取り組むことができました。
生徒対象人権教育講演会を行いました
令和元年12月6日(金)に中学部・高等部生徒を対象に,「子どもに対する人権侵害」をテーマにした人権教育講演会を実施しました。タイトルは「すべての子どもに安心・自信・自由を!」でした。講師は徳島県人権教育指導員で,子どもの人権を守る活動をしている団体である「 CAP とくしま」で活動されている阿部和代先生でした。
前半は,虐待,体罰,いじめなど子どもに対する人権侵害の現状はどうであるのかといった内容を最近の事例を交えて教えていただきました。
後半は,阿部さんが所属されている CAP とくしまのプログラムを行いました。どんなときが安心か,自信が持てるか,自由かを考えたり,ストレスがたまったときの対処方法を教えていただいたりしました。また誘拐や痴漢,性暴力に遇いそうになったときの対応方法として特別な叫び声の紹介など,自分自身を守る方法についても教えていただきました。生徒だけでなく教職員も一緒に学ぶことができる講演会となりました。
研修後の生徒アンケートからは,「子どもの人権や DV などを,実例を通して具体的に学ぶことができてとても分かりやすかった」「一人一人それぞれが,いろいろな考え方や個性を持っていてもよいということに気づくことができた」などの感想があり,満足度の高い講演となりました。
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地震津波避難訓練を実施しました
11 月 13 日に、徳島聴覚支援学校と合同で、地震 • 津波避難訓練を実施しました。
緊急地震速報及び地震音の放送と同時に、頭部の保護や机の下への避難、出口の確保等の緊急避難態勢をとりました。その後、 津波発生に備え、全員で屋上に避難しました。中央階段に両校の児童生徒と教員が集まり、車椅子を担ぐ人を要請する声や誘導の声が聞こえる中、皆真剣な表情で避難を終えました。
全員避難後は、安否確認班が負傷者や校舎の状況を確認・報告をし、教頭先生の講評の中で避難の約束の再確認をしました。
近年、大きな被害が出る災害が日本各地で起こっていることを踏まえ、今後も実践的な訓練を積み重ねていきたいと思います。
阿波踊り体験をしました
9月26日(木)と11月22日(金)の全2回で令和元年度文化芸術による子ども育成総合事業(芸術家の派遣事業)として阿波踊りの体験が行われました。
娯茶平連の岡連長を始め、鳴り物と踊りの方々を迎えて、徳島の伝統文化である阿波踊りをご指導いただきました。
踊りは女踊りと男踊りに分かれて、教えていただきました。足の運び方や手の動かし方を丁寧に説明していただいたあと、音に合わせてみんなで円になって踊りました。
お囃子のリズムに乗って笑顔で踊っていましたが、シンプルな動きのように見える阿波踊りでも、実際に踊っていると体力も必要だということも分かったようです。
鳴り物は、阿波踊りに使われる大太鼓、締太鼓、笛、三味線、鉦を体験しました。大きな音が身体に響き渡る大太鼓や鳴り物のリーダーとなってリズムを刻む鉦などいろいろな楽器を実際に鳴らすことができ、踊りだけでなくお囃子についても学ぶことができました。
地元徳島の伝統文化を体験できた貴重な時間でした。
体験型音楽学習を行いました
11月14日(木)に「特別支援学校」体験型音楽学習として、徳島県警察音楽隊にお越しいただきました。この日は、徳島視覚支援学校の幼児・児童生徒と徳島聴覚支援学校の幼児・児童がともに学習を行いました。
まずは音楽隊の演奏で「U.S.A.」や「A WHOLE NEW WORLD」、「さんぽ」などを聴きました。その後、「フルートは学校で使っている机の横幅と同じ長さ」など音楽隊で使っている楽器の大きさや特徴を身近なものに例えて説明していただきました。
楽器をさわってみようのコーナーでは、音楽隊の皆さんに教えていただきながら、楽器をさわってみたり、実際に演奏させてもらったりしました。楽器にさわってみると大きさや重さを知ることができたり、金管楽器は吹いてみても音を出すことが難しかったりと実際に体験してみることで学ぶことがたくさんあったようです。
最後に「パプリカ」の演奏に合わせて、それぞれ楽器を鳴らして音楽隊の皆さんと一緒に演奏をしました。
音楽を通して、皆が一体となれるよい体験型学習となりました。
文化祭を行いました
11月9日に文化祭を行いました。
午前は表現の部で、各学部や部活動などで劇や歌唱、楽器の演奏などをしました。
中学部 特別番組「特集 東京 2020」
幼稚部 劇「3人の勇者とトロル」
小学部 オズと魔法使い~小学部の冒険~
音楽部 合奏「マリーゴールド」
高等部普通科 「十人十色」
高等部専攻科ゴンゴンFinal~ゴンゴンからの卒業~
午後は展示・バザーの部として、授業等で制作した作品の展示やバザーを行いました。
小学部 「小学部のお店」
中学部 「50均屋」
高等部普通科「Futsuuya」
高等部専攻科「癒やし処もみもみ」
今年度の文化祭には101名にお越しいただき、幼児・児童生徒にとって日頃の学習の成果を見ていただけるよい機会となりました。ありがとうございました。
メンタルヘルス研修会を行いました
トクシマフィットネスラボの澁谷恵子先生を講師にお迎えし,教職員を対象にメンタルヘルス研修会を行いました。
ゆったりとした空間の中で,講師の先生のかけ声とともに呼吸に合わせて,ストレッチを行うことで,心身の緊張がほぐれていきました。
今回学んだストレッチのように自分でできる運動を普段も行うことで,今後も健康なからだづくりを意識していきたいと思います。
不審者対応訓練を行いました。
9月24日
徳島中央警察署と日本防災通信協会の方を講師としてお招きし,教職員を対象とした不審者対応訓練を実施しました。
今回は,体育館に模擬教室・模擬職員室を設置し,教室に入ろうとした不審者への対応,伝達方法の訓練とさすまたやホウキを使った身の守り方を体験しました。
不審者への対応は相手の状況によって臨機応変さが求められますが,どのような場面でも幼児・児童生徒の身の安全を守れるよう,今後も訓練や研修に取り組んでいきます。
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