地域と連携した合同防災学習を行いました
昨年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため,地域の方と合同での防災学習は実施できなかったのですが,今年度は感染症対策,人数の制限などをおこない,実施することができました。
午前中は,生徒を対象にした防災工作,煙体験,段ボールベッド・簡易トイレ・テントの組み立てを行いました。1人では難しい作業も力を合わせて作り上げることができていました。
今回の訓練ではふとんのつゆき様から寄贈していただいたファミリーテントも使用させていただきました。生徒も組み立てたテントに入り,広さなどを確認していました。
午後の活動では,八万町自主防災の方,徳島市危機管理職防災対策課職員に来校していただき,徳島視覚支援学校・徳島聴覚支援学校の教職員を対象に新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた避難所の初期対応訓練を行いました。
まずは3班に分かれ,受付の流れ,防護服の着用,テントの設置方法を学びました。
次に実際に避難所運営側と避難者側に分かれて対応訓練を行いました。
新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた避難所運営では,事前受付で検温と健康状態チェックを行い,体調不良者と健康な方を振り分けます。
その後,避難者カードの記入→受付→居住スペースへ移動の順に進んでいきます。
体調不良者は専用のスペースで防護服を着た職員が対応します。
①事前受付
2m間隔を空けて並び,検温や健康状態の確認を行います。対応する職員は防護服を着用します。
②避難者カードの記入
氏名や住所などを記入します。
③受付
避難者カードを受付に提出し,名札の受け取り,居住スペースの案内を受けます。
④受付で指示されたスペースに移動します。
体調不良者は専用スペースで受付を行います。防護服を着た職員が対応します。
今回の訓練で出た反省点を今後に生かせるよう,今後も継続して訓練や,地域・危機管理局との連携に取り組んでいきたいと思います。