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2017/09/01

9月1日防災の日(南海トラフ地震・津波に備えて)

| by:学校長

毎年学校では、南海トラフ地震・津波を想定し、地震・津波避難訓練を実施しています。
 特に、本校は地域の一時避難所施設としての役目を担っていますので、毎年八万地区の皆さんと合同防災学習を本校で実施し、防災意識を高めるようにしています。
 今年度は、8月4日(金)に実施しました。当日は、起震車・煙体験・防災グッズ作り(竹笛・新聞スリッパ)・避難所体験・非常食づくりと試食など様々な体験活動を行いました。協力していただいた八万町内会や徳島東消防署員の皆様をはじめ、とくしま“あい”ランド推進協議会の皆様など、約100名の皆様に参加していただきました。本当にお世話になりました。ありがとうございました。これからも毎年、充実した合同防災学習になるように努めてまいります。
                                       
  さて、皆さんは、東日本大震災時の視覚障がい者の状況を知っていますか?東日本大震災の折には、視覚障がい者の皆さんは大変な思いをされた方も多かったようです。特に、視覚障がい者の皆さんは、必要な情報が得られなっかたと言われています。例えば、避難する場所の情報が入らない。防災無線やラジオが壊れていて、警報を聞くこともできずに実際の災害の大きさがわからない。津波被害にあった人は、自宅が海から離れているため、自分に危険が及ぶとは考えていない人もいたそうです。
 一方、適切な情報が得られていなくとも、近所の人や職場の同僚と避難して助かった人もいました。一人で避難した人は、避難途中で、周囲の人に声かけしながら何とか避難所までたどり着くことができたそうです。しかし、逃げ延びて命が助かったとしても、避難所では、困難を極めたそうです。避難所では、地域から多くの人が避難してきます。多くの避難者がいて、通路の確保がされていないことや体育館などの大きな空間にいると、自分の位置を把握することが困難であることなど視覚障がい者にとっては非常に過ごしにくいようです。特に、避難所の情報は張り紙による情報提供が中心になり、情報を確認しにくいこともあるそうです。
 そのような思いをしないためにも、まわりの皆さんに視覚障がい者の「見えない」「見えにくい」などのことを正しく理解してもらうように、日頃からあらゆる機会に伝えておく必要があるように思います。
 そして、今すぐできるものとしては、緊急時の携帯品の準備です。持病の薬(命を守るために最も重要です。白状、強力ライト(懐中電灯)、携帯ラジオ、携帯電話(充電器もあると便利)、障がい者手帳、現金、水・食料など、各自で必要な物を事前に準備しておきましょう。
 さらに、長期的に考えていく必要があるものとしては、地域の皆さんとの連携や日頃からの近所付き合いだと思います。視覚障がい者の皆さんにとって、緊急時、身近にいるのは学校では、教職員であり、家庭に帰ると家族の皆さんです。もし、一人暮らしや家族がいても不在の時は、近所の方々の助けが得られるかどうかで生死が分かれることもあると思います。一番厳しい状況(身近に人がいない)の時のことも考えて、備えておきましょう。
(厚生労働省平成23年度障害者総合福祉推進事業視覚障害者のための防災・避難マニュアル-報告書-参考) 

 最後に、これからも保護者の皆さまとともに、一人でも多くの方に視覚がい者理解を広めながら、南海トラフ地震・津波などの災害に対する認識を深め、常日頃から備えをしていきたいと思っております。今後とも皆様のご支援・ご協力をお願いいたします。 
                                                    徳島聴覚支援学校長 上野清文
  起震車の写真煙体験の写真


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